猫屋敷さんちには猫さんのための設備がいろいろございます。
こちらもその一つ「ニャングルジム」でございます。
今までに何度も映っていますのでご存知の方もいらっしゃると思いますが…
猫さんたちもお気に入りのご様子で、
よく遊んでいらっしゃいます。
その中の一つのお遊びに「プライド・ロック」がございます。
ニャングルジムの頂きにたち「うお~ん」と叫びながらお部屋の平和を眺める、とっても雄大なお遊びです。
さて本日も大切なお遊び、いや本猫にとっては大切なお勤め「プライドロック」です。
見てください!この真剣な眼差し。
この眼差しがある限り猫屋敷さんちは安泰ですね。
……
……「パキン!」
しかし、この平和をおびやかす音が…
あわてて周りを見回す猫さん!
周りには異常は見当たりません。
じゃあ、あの不審な音は何の音……?
えっ、どういう事?
そうです。音の原因は彼の足元にありました!
「プライドロッグ」が音を立てていたのです!
猫さんの重さに耐えられなくなったプライドロック!
この音はプライドロックの悲鳴だったのです!
無残に曲がった床板が彼の体重を物語っています。
はいはい、そうですね、そういうことにしておきましょうね。